もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】





初雪がチラチラ舞い降りた朝。


家の前に、舞がいた。



「え?
舞?
どうして・・・」



動きを止めるオレに……。



「光・・・。
相談があるの」



と、頭を雪で濡らした舞が、眉根を寄せる。
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