もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
そんな舞の態度が気になり、突き放したくても突き放せないオレは……。


「別に・・・ダメじゃない・・・」


弱々しい声を漏らした。


バカだよな、オレって……。


心の中で自嘲する。


そんなオレを待っていたかのように……。


「ホント?」


ものすごくうれしそうな声を上げ、舞いはオレに抱きついた。


「ありがとう♪
光、大好きっ!!」
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