もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「光。
責任とって。
もちろん、病院にも、ついてきてよね」


オレを睨む舞。


「当たり前でしょ?
光の子なんだから」


ありえないことを……。


はっきりと高飛車に言い切った舞は、その後カップに手をかけた。


そして、紅茶を一口飲み、ため息を漏らす。


「あーあ。
ついてないよ。
やんなっちゃう」


「…………」
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