もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「病院までは、タクシーで行こう。
舞の体、大事にしないとな?」
にっこり笑って、タクシーを止めるオレを、舞は震えながら見つめている。
バンと扉の閉まったタクシーの中で、オレは話し続けた。
「舞は、男と女、どっちが、いい?
オレはやっぱり、男かな。
バスケ教えてやりたいし、
キャッチボールもしたいし、
サッカーもいいよな?
そうだ。
名前どうしようか?
今からもう考えはじめないと・・・。
オレ、なんか、すっげぇ、わくわくしてきた」
舞の体、大事にしないとな?」
にっこり笑って、タクシーを止めるオレを、舞は震えながら見つめている。
バンと扉の閉まったタクシーの中で、オレは話し続けた。
「舞は、男と女、どっちが、いい?
オレはやっぱり、男かな。
バスケ教えてやりたいし、
キャッチボールもしたいし、
サッカーもいいよな?
そうだ。
名前どうしようか?
今からもう考えはじめないと・・・。
オレ、なんか、すっげぇ、わくわくしてきた」