もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
藤澤光は、窓の外を見たまま、ずっと無言。


その横顔からは、何も読み取れず……。


あたしは、居心地の悪さに、モジモジした。


いきなり……送ってくれっていったことを怒ってる?


お店に戻りたかった?


それから……。


こんな時……何を話したらいいの?


必死で頭を働かせる中……いつまでも続く無言の状態。

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