もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「相変わらず、男に囲まれてた」



「翔!!!
おまえっ!!」



翔の言葉に、体中の血が沸きかえり、つかみかかる。




「オレの前で、二度とその名前を口にするな!!」




「あーあ。
傷ついた瞳しちゃって」



クスっと笑う翔に、戦意を喪失し、制服を放す。

< 5 / 708 >

この作品をシェア

pagetop