もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
……っつーか。


あの女、誰よ?


バイト先の居酒屋で……。


さっきのことを思い出し、イライラしながら注文をとっていると……。


「雨宮さん。
ちょっと」


と、眉間にシワを寄せた藤澤光に呼ばれた。


「何ですか?」


イライラしながら、八つ当たり気味に言葉を吐き捨てる。

< 508 / 708 >

この作品をシェア

pagetop