もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
突然指名とか言われて、気が動転する。


深く考えてなかったけど、ここ何のお店?


急いであたりを見渡す。


でもそこには、控えめにいい香りを放つ花が飾ってあり、数枚の絵が飾ってあるだけで……


あたしには、何のお店か見当もつかなかった。


「ごめんなさい・・。
か・・・帰ります」


何か嫌なことに巻き込まれそうで、蚊の鳴くような小さな声で告げたあたし。
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