もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「え・・・?
あの・・・」


後ずさりしたあたしに、もう一度……


「ごめんなさいね」


と、オーナーは謝った。


その声は……


かなり揺れていて。


握られた手も……


ものすごく震えていた。


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