もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
そう言って、窓に近寄り、窓を開ける。


「おっ。
ちょどいい風じゃん」


そう言って、満足そうな顔をした後……。


「よっ。
光!!
久しぶりっ」


と、藤澤光の頬をチョンとつつき、翔は、屈託のない笑顔を見せた。


「元気にしてたかぁ~?」


と、顔をのぞきこんだ後。


翔は近くにあった椅子を引き寄せ、ドカッと座った。
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