もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
でも……これは……。


きっと、あたしが見なくちゃいけないもの。


光があたしに、渡そうとしてくれたものなんだもん。


あたしは、光の想いが知りたい。


あたしは……ヘタリこんだ床の上から、ベッドの上の光を見あげた。


“光……。
あたしに、なにを伝えようとしてくれたの?”


そして、意を決して……。


まずは、お母さんの手紙から……読むことにした。

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