もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
光との未来は……永遠に、ない。


後悔をしたときは、もう……遅い。


そう思っても……。


いてもたってもいられなくて……。


あたしは、翔に詰め寄った。


「な……何でよ。
誰が、光をこんな目に合わせたのよ!!」


行き場のない思いは、翔にぶつけるしか……なかったから。

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