もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
翔は、もう……たまらないと言ったように、口を手で覆い……天井を仰いだ。


その瞬間……。


光の気持ちが……なにもかも……わかった気がした。


光が求めていたものは……。


あたしと全く同じもの……。


ずっとずっと……いつまでも一緒にいてくれる……。


“愛しい人”


そして……。


あったかい家族と家庭。


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