もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「そ~んな、一途な光くんに。
ご褒美でも、あげちゃおっかなぁ?
今日、これから――…
家にくる?」
舞は、細い指を、オレの頬にそえ、
それをゆっくりと下に動かし――…
「一緒に勉強しよっか?」
ツツツ…と、オレの唇を撫でる。
「…っ…」
――胸がざわつく。
ご褒美でも、あげちゃおっかなぁ?
今日、これから――…
家にくる?」
舞は、細い指を、オレの頬にそえ、
それをゆっくりと下に動かし――…
「一緒に勉強しよっか?」
ツツツ…と、オレの唇を撫でる。
「…っ…」
――胸がざわつく。