もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「おまえ、何でいるんだよ。
つーか、なんであそこがわかったんだよ?」



雨宮麻衣に腕を引っ張られながら、そう問うと――…



「言ったでしょ?
離れないって」



「…はぁ?」



「あたしは、光から離れない。
あたしは、とっても一途なのっ!!」



ストーカーのような言葉を、逆ギレしたように言い放った。
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