もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「光の愛をあたしに見せてよ」
そう、望んでいるんだよな?
「光の愛をあたしに、ちょうだい!!」
そう、求めているんだよな?
でも――…オレ。
「オレ…。
結構…重いよ?」
自嘲気味に笑うオレの頬を、涙が伝う。
オレ、さ。
こんな、図書館の前の公園で。
恥ずかしげもなく叫べるおまえとは、違うんだよな?
そう、望んでいるんだよな?
「光の愛をあたしに、ちょうだい!!」
そう、求めているんだよな?
でも――…オレ。
「オレ…。
結構…重いよ?」
自嘲気味に笑うオレの頬を、涙が伝う。
オレ、さ。
こんな、図書館の前の公園で。
恥ずかしげもなく叫べるおまえとは、違うんだよな?