もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】




「光っ!!」



一番聞きたくない声に、思わず体が固くなる。




階段で。


男達と談笑する舞が、オレに手を振る。



「久しぶりだねっ。
元気だった?」



オレの腕に、華奢な腕を巻きつけ。


豊かな胸を押し付ける。


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