最恐彼女と一途な彼氏
最初のうちは引き攣っていた顔も枚数を重ねるごとに笑顔が多く見られるようになった
最後の1枚――
私は太一と肩を組んで写ろうと思い、太一の肩を引き寄せた
三……二……一……
『チュッ』
………………………?
ん……?
今唇に何か柔らかいものが…
隣を見ると太一が顔を真っ赤にして俯いていた
「今何した?」
「えっあっいやっそのっ…
接吻を…///」
「なぜ?」
「…つ、つい……」
つい?
キスって『つい』でやるものなのか?
もっとこう…何て言うか…ロマンチックに……
って、え?
太一は?
まさか…………
逃げたーーーーーー!?
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