最恐彼女と一途な彼氏


「ねっねっ!!
結菜ちゃんだっけ?
これからよろしくね!!!」

「あ?」

「あ、いや、だから
よろしくね?」

「お前なんかとよろしくする
つもりなんかねぇんだよ」


私は低い声で睨みながら
言い放った


慌てて弥生が止めに入る


「結菜っ!!落ち着いて?
ごめんね。この子朝の機嫌
最悪なのよ」


「う、うん、大丈夫
気にしてないから」


そう言って額の汗、
多分冷や汗だろう
を拭き取った

おそらくこいつは
一生話し掛けてこないだろう
< 4 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop