最恐彼女と一途な彼氏
「ねっねっ!!
結菜ちゃんだっけ?
これからよろしくね!!!」
「あ?」
「あ、いや、だから
よろしくね?」
「お前なんかとよろしくする
つもりなんかねぇんだよ」
私は低い声で睨みながら
言い放った
慌てて弥生が止めに入る
「結菜っ!!落ち着いて?
ごめんね。この子朝の機嫌
最悪なのよ」
「う、うん、大丈夫
気にしてないから」
そう言って額の汗、
多分冷や汗だろう
を拭き取った
おそらくこいつは
一生話し掛けてこないだろう