spiral "again"

驚きを隠せない俺に、stayは言葉を続けた。

「ソイツの目的の為に配置されたのが…哀れなコイツ等。」

stayが辺りに倒れた椅子を指差す。

さっきまで、魔物が化けていたこの会社のトップ達が座ってた場所ーーー


「…“チーム”よりも、強いのか?」

この時、俺は不思議に感じていた。

敵って聞いて、真っ先に浮かんできたのが“チーム”だなんてーーー


「あぁ。」




< 10 / 384 >

この作品をシェア

pagetop