spiral "again"
stayの言葉に、俺は拳を握る。
“チーム”でさえ勝てたのは奇跡に等しいのに…
それより強いなんて…
「それじゃ來は…そのことを知って、この任務を?」
一年前から、こうなることは分かってたのか?
「まぁ、來にとって…この敵は來が今存在してる“理由”だからな。」
「…?」
來が今存在してる“理由”?
「とりあえず、近々世界を賭けた戦いがやって来る。
その時、お前はどうするかだよ。」