spiral "again"
俺の技は最後まで発動されることなく、パァンと音を立てて割れていった。
それと同時に、突如襲いかかってきた激痛に俺はその場に倒れ込む。
「っ…ぐぁ!」
何だ?何が起きたんだ?
まるで…体の中から抉られてるみたいな…
「限界だな、二宮海。」
俺が声を発する間もなく
俺はキングに蹴り飛ばされた。
「っ!」
広がったキングとの距離
俺はもう立ち上がることも出来なかった。
「能力値が変わってないのはすげぇけど、デカすぎる能力値に体がついていってねーな?」