spiral "again"
あの変な魔法陣で、飛ばされたのか?
つうかここどこだよ?
「あ?」
渚は右手首を見る。
そこには、今までなかった痣があった。
いや、まるで何かの紋章のような…
「何だよコレーーガサガサ
突如の草の音に渚は後ろを振り返る。
そこにいたのは、数人の上半身裸の男
日に焼けた身体、そこにペイントされている何かの模様
そして、手に握っている槍
…は?何だあのどっかの原住民みたいな奴等は…
「∞£%#♂♀?」
「♂%£#」
…何語だよ
一人の奴が合図をすると、残りの奴が渚を掴み無理矢理引っ張っていく。
「は!?離せよ!」
抗議しても、通じてないらしく動きは止まらない。
「嘘だろ…?」