spiral "again"
◆第二章◆
「…ふぅ。」
愁は辺りを見渡す。どうやら、敵はもういないみたいだ
「任務完了。」
そう言って、学園への扉に向かって歩き出した。
にしても、さっきの魔物…何かおかくなかったか?
あれぐらいのレベルの奴が人間界に居るはずない
じゃあ、アイツはーー
「…仲田愁?」
「っ!?」
反応して振り向いた時には
俺は意識を失った。