spiral "again"

迫り来る足音










「っ…!」

校舎の中に足音が響く。

時間はまだ8時

生徒達はまだ登校していない。

そんな中、俺と渚は校舎の中を走っていた。


嘘だろ…

まさか、そんなはずない

「海、渚!」

突き当たりから、華と美優が姿を現した。


「お前等も聞いたのか?」

「えぇ。とりあえず、急ぎましょ。」


俺達は再び校舎の中を走り出す。


漸く辿り着いた、医務室。



「愁っ!」



< 34 / 384 >

この作品をシェア

pagetop