ぷらすちっくレンズ
廊下を渡り終える事も忘れ、
不意にもその姿をみていると、
そのタイムスリッパーな
生徒から声をかけられる。


「なにか、よう?」

「あ、いや、あの」
「ボロ校舎が珍しいのかと
思う人がいるのかと。。」

「珍しい?」


短い会話の中で、
なぜこれほどのプレッシャーと
罪悪感を覚え、
後ろめたさを覚えたのだろうか。。
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