•°×四角関係×°•
神田の声は
少し怒りが混じっていた

「最初は俺もそう思った…」
「うん」
「それでも彩音がそうって言ったから
………信じた」
「…」
「ごめん…」
俺は謝ることぐらいしかできない

「もう遅いんじゃないかな?」
えっ
「可憐は心も体も
どんどん傷ついていってるんだよ?
一日のうちでかなり傷ついてると思うよ?」
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