DREAM
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「うわッ!?ごめんなさい!」


聞いた事のない声。

暗闇のせいで顔がよく見えない。
その人の手には、あたしが当たったと思われるシューズケースがあった。






目がだんだんなれてきて、やと顔がわかった…














…―加藤くん?!



あたしは驚きのあまり、返事をするのを忘れていた。




「あ…大丈夫?」


「へっ?あ!…大丈夫です!」

自分でもびっくりするくらいの大きな声に、恥ずかしくて顔が赤くなった。




「そっか。良かった♪じゃあ…」


そのまま歩いて行ってしまった。




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