最近、吐き気や目眩がするようになり、お腹まではってきました…私は何かの病なのだろうか?

今まで、才蔵には黙って来ましたが…やはり、話した方が良いと思い…今夜話そうと決心した。


『才蔵…ちょっと話が有るのですが…』
「ん~どうした?そんな思い詰めた顔して…」

『あなたには黙っていたのですが…最近、お腹がはり吐き気や目眩がするのです…私は何かの病なのだろうか。』
「…ちょっと、待ってくれ。」


才蔵は私のお腹に手を置き、そっと耳を近付けた。
『才蔵…何をしているのですか?』

才蔵はお腹から耳を離すと、いきなり抱き締めて来た…私には何が何だか、全く分からない…。
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