ワタシノタイヨウ
第八話 放課後デート
昨日は興奮してあまりよく眠れず、私はいつもよりだいぶ早く朝目が覚めた。
ベットに横になりながら、私はじっと天井を見つめている。
カーテンの隙間からは、優しく朝陽が漏れていた。
私は昨日の事を何度も思い出しては、ひとりドキドキして…
(先生…夢じゃないよね…)
そっと指で唇に触れる。
私は恥ずかしくなって、ベットの上で右を向いたり左を向いたりとせわしなくごろごろしていた。
(もう眠れない…起きよう!)
ガバッと起き上がり部屋を出る。しゃきっとしたくて、シャワーを浴びようと、そのままお風呂場へ向かった。
「あれっ、カスミ早いな。」
後ろから声をかけられ、振り向くとそこにはタツミがリビングから顔を出していた。
『あっ、なんか目覚めちゃって…ってタツ兄も早くない?』
「あぁ、オレはさっき帰ってきたとこ。なんか食ってから寝ようと思って。」
『また朝帰りね…』
私は呆れた口調で言い、そのままお風呂場へ向かって歩き出した。
「あっ、カスミの学校にさ…」
『んっ?』
何か言われた私はもう一度タツミの方へ振り向く。
「…やっぱ何でもない。」
そう言って手を振り、タツミはリビングへ引っ込んだ。
(変なの……)
ちょっといつもと様子が違って見えたけど、私はあまり気にしなかった。
それより、私の頭の中は彼の事でいっぱいだったから…。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
ベットに横になりながら、私はじっと天井を見つめている。
カーテンの隙間からは、優しく朝陽が漏れていた。
私は昨日の事を何度も思い出しては、ひとりドキドキして…
(先生…夢じゃないよね…)
そっと指で唇に触れる。
私は恥ずかしくなって、ベットの上で右を向いたり左を向いたりとせわしなくごろごろしていた。
(もう眠れない…起きよう!)
ガバッと起き上がり部屋を出る。しゃきっとしたくて、シャワーを浴びようと、そのままお風呂場へ向かった。
「あれっ、カスミ早いな。」
後ろから声をかけられ、振り向くとそこにはタツミがリビングから顔を出していた。
『あっ、なんか目覚めちゃって…ってタツ兄も早くない?』
「あぁ、オレはさっき帰ってきたとこ。なんか食ってから寝ようと思って。」
『また朝帰りね…』
私は呆れた口調で言い、そのままお風呂場へ向かって歩き出した。
「あっ、カスミの学校にさ…」
『んっ?』
何か言われた私はもう一度タツミの方へ振り向く。
「…やっぱ何でもない。」
そう言って手を振り、タツミはリビングへ引っ込んだ。
(変なの……)
ちょっといつもと様子が違って見えたけど、私はあまり気にしなかった。
それより、私の頭の中は彼の事でいっぱいだったから…。
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