ワタシノタイヨウ
テスト当日。
朝廊下を歩いていると前から彼が歩いてくるのが見えた。
(朝から先生に会えるなんてラッキー♪)
幸い廊下には私たちしかいない。
私はニッコリと微笑み、彼に手を振った。
「おはよ。」
『おはようございます。』
「今日は大丈夫か?」
『ふふ、任せて下さい!』
私は笑顔で答える。
「へぇ、自信ありそうだな。」
『結構、頑張りましたからね。』
「そうだったな。」
彼も私に笑顔で返す。
すると、廊下の向こうから生徒の声が聞こえてきた。
彼はすっと身をかがめると、私の耳元に唇を寄せる。
「がんばれよ、カスミ。」
甘く囁く彼の吐息が耳元にかかり私の顔は熱くなっていった。
『う、うん。』
私はコクリと頷くと、教室へ向かって走り出す。
(先生の声耳元で聞くとドキドキしちゃうよ~)
頬に両手を添えると熱くほてっていた。
『やばい、今ので数式いくつか飛んだかも。見直ししなくちゃ!』
私は教室へ入り席に着くと、すぐに教科書を拡げた。
「カスミ、おはよ。ん?顔赤いけど大丈夫?」
ツキコが鋭い突っ込みを入れてくる。
『だ、大丈夫!それより、テストがんばろうね。』
私は誤魔化すように、ニッコリと微笑んで見せた。
*:*:*:*:*:*:*:*
朝廊下を歩いていると前から彼が歩いてくるのが見えた。
(朝から先生に会えるなんてラッキー♪)
幸い廊下には私たちしかいない。
私はニッコリと微笑み、彼に手を振った。
「おはよ。」
『おはようございます。』
「今日は大丈夫か?」
『ふふ、任せて下さい!』
私は笑顔で答える。
「へぇ、自信ありそうだな。」
『結構、頑張りましたからね。』
「そうだったな。」
彼も私に笑顔で返す。
すると、廊下の向こうから生徒の声が聞こえてきた。
彼はすっと身をかがめると、私の耳元に唇を寄せる。
「がんばれよ、カスミ。」
甘く囁く彼の吐息が耳元にかかり私の顔は熱くなっていった。
『う、うん。』
私はコクリと頷くと、教室へ向かって走り出す。
(先生の声耳元で聞くとドキドキしちゃうよ~)
頬に両手を添えると熱くほてっていた。
『やばい、今ので数式いくつか飛んだかも。見直ししなくちゃ!』
私は教室へ入り席に着くと、すぐに教科書を拡げた。
「カスミ、おはよ。ん?顔赤いけど大丈夫?」
ツキコが鋭い突っ込みを入れてくる。
『だ、大丈夫!それより、テストがんばろうね。』
私は誤魔化すように、ニッコリと微笑んで見せた。
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