ワタシノタイヨウ
『もぉ〜少しは手加減してよ〜』
「これでも、かなり手加減してんだけどっ」
私たちがギャアギャア言いながら勝負していると、まわりから「またあの2人やってるよ」と呆れられた。
そのうちギャラリーも増え周りにからかわれながら結局勝負は私が負けてしまった。
「やりぃ、オレの勝ち〜」
ユウ君は嬉しそうに跳びはねて喜んでいる。
疲れ果てた私は、
『はい、はい。私の負けです。』
と言ってお手上げのポーズをとって見せる。
「そこの2人〜片付けしろ〜」
いつの間にか終わりの時間になっていて、みんな片付けに入っていた。
そこへ男子の部長が私たちのそばにやって来て、
「帰りお好み焼き屋よってくんだけど、おまえらも行く?」
「行きます!」
ユウ君は考える間もなく答えた。
そしてすぐにハッとして返事のない私の方を見ると、
「先輩も行く‥よね‥」
不安そうに私を見てたずねた。
『うん。もち行くよ。腹ぺこだも〜ん。』
私が笑顔で返事をするとユウ君も嬉しそうに笑顔になる。
「じゃあ、着替えたら校門前に集合な。」
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
「これでも、かなり手加減してんだけどっ」
私たちがギャアギャア言いながら勝負していると、まわりから「またあの2人やってるよ」と呆れられた。
そのうちギャラリーも増え周りにからかわれながら結局勝負は私が負けてしまった。
「やりぃ、オレの勝ち〜」
ユウ君は嬉しそうに跳びはねて喜んでいる。
疲れ果てた私は、
『はい、はい。私の負けです。』
と言ってお手上げのポーズをとって見せる。
「そこの2人〜片付けしろ〜」
いつの間にか終わりの時間になっていて、みんな片付けに入っていた。
そこへ男子の部長が私たちのそばにやって来て、
「帰りお好み焼き屋よってくんだけど、おまえらも行く?」
「行きます!」
ユウ君は考える間もなく答えた。
そしてすぐにハッとして返事のない私の方を見ると、
「先輩も行く‥よね‥」
不安そうに私を見てたずねた。
『うん。もち行くよ。腹ぺこだも〜ん。』
私が笑顔で返事をするとユウ君も嬉しそうに笑顔になる。
「じゃあ、着替えたら校門前に集合な。」
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