ワタシノタイヨウ
私は「人違い」と言われた事に納得がいかず、彼にもう一度聞いてみようと、放課後彼を捜す事にした。
すると前から英語の今井先生が歩いてきて、
「えっと君…悪いんだけどこの荷物運ぶのちょっと手伝ってくれない?」
と言われ、断る理由もなかった私は、仕方なく手伝う事にした。
「君は…えっと2年の…」
『鈴原です。』
「あ〜そうそう。1組の鈴原ね。始業式遅刻しそうになってた。」
と私の方を向きニヤっと笑って見せる。
『み、見てたんですか!?』
私は恥ずかしくなって、うつむいてしまった。
今井先生は、クスクスと笑いながら前を歩いている。
(そっかぁ、あの時は彼の事しか目に入ってなかったからなぁ。他の先生にも見られてたんだぁ。最悪‥)
私が落ち込んでるのを見て、今井先生は
「まぁよくある事だし、あんまり気にするな。」
と爽やかな笑顔で、私を励ましてくれる。
今井先生の人気の理由は、この爽やかな笑顔らしいけど…。
私にはこの笑顔がなんだか嘘っぽく、軽く見えてあまり好きにはなれなかった。
まぁ本当のところなんてわからないけど、私にとって今井先生は苦手なタイプだった。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
すると前から英語の今井先生が歩いてきて、
「えっと君…悪いんだけどこの荷物運ぶのちょっと手伝ってくれない?」
と言われ、断る理由もなかった私は、仕方なく手伝う事にした。
「君は…えっと2年の…」
『鈴原です。』
「あ〜そうそう。1組の鈴原ね。始業式遅刻しそうになってた。」
と私の方を向きニヤっと笑って見せる。
『み、見てたんですか!?』
私は恥ずかしくなって、うつむいてしまった。
今井先生は、クスクスと笑いながら前を歩いている。
(そっかぁ、あの時は彼の事しか目に入ってなかったからなぁ。他の先生にも見られてたんだぁ。最悪‥)
私が落ち込んでるのを見て、今井先生は
「まぁよくある事だし、あんまり気にするな。」
と爽やかな笑顔で、私を励ましてくれる。
今井先生の人気の理由は、この爽やかな笑顔らしいけど…。
私にはこの笑顔がなんだか嘘っぽく、軽く見えてあまり好きにはなれなかった。
まぁ本当のところなんてわからないけど、私にとって今井先生は苦手なタイプだった。
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