時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
―――ズルズル…
沖「瑠偉さぁ〜ん。首っ!首締まりますぅ〜!」
瑠『見えない聞かない聞こえない。』
あれから、あっちこっちの甘味屋に行こうとする沖田さんの首根っこ掴んで引きずってます。
沖「首首!瑠偉さん!死んじゃいますって!」
瑠『それが世のため人のため……って、そんだけ叫べるなら大丈夫ですよ。死にませんよ………たぶん(ボソッ。』
沖「今たぶんって言いましたよね!言いましたよね!」
ズルズルと引きずられながら叫ぶ沖田さん。
瑠『言ってません。』
沖「嘘だー!」
瑠『嘘ですよ。言いましたよ。』
沖「………アッサリ認められたら悲しいですね。」
街の人は
私と沖田さんをジロジロと見ている。
特に引きずられている沖田さんを。