時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
と、いうか
いい加減に
瑠『うるせぇな。』
ドスのきいた声で言えば、みんなはピタッと動きを止めた。
芹沢も目を見開いている。
その他の奴らが若干青ざめているのを視界にいれた瑠偉は
ニッコリと、笑って
瑠『いつまでもグダグダうるせぇなお前等は。黙ることもできない能無しの駄犬か。
一回と言わず、百回くらい死んでこい。それが出来ねぇなら、世界が終わるまで黙ってろクソ野郎共が。』
笑顔を顔に張りつけたまま、そう言った。
もう、みんな青ざめるどころか白くなっている。
瑠『なぁ。死ぬの?黙るの?どっちだよ土方。』
土「なんで俺なんだよ………。」
瑠『お前が一番うるさかったんだよクソ土方。』
土「………チッ。分かったよ、悪かったな。」
瑠偉は土方が謝ったことで満足したらしい。
………舌打ちは聞こえなかったことにして。
他の人達は
瑠偉の怒りがおさまったことが分かり、安堵した。
そして、その頃
斎藤は
斎「Zzzz〜………。」
まだ寝ていた。