時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】






土方は書類に埋もれてる。


筆は握ったまま。





瑠『土方って、忙しいんだな。』



沖「うーん…。そうですね。芹沢さんとか、よく問題を起こすんで、処理が大変なんでしょうね。」




瑠偉はなるほど、と頷いた。



土方の仕事を手伝ってやらんこともないが
この時代の字って、達筆すぎるんだよな。


正直、ミミズが這ってるようにしか見えない。





瑠『沖田さんは土方の仕事を手伝ったりしないんですか?』


沖「私が手伝おうとしても、土方さんが拒否するんですよ。
発句集を見られるから。」


瑠『なるほど。』





そりゃ拒否るわ。







< 174 / 258 >

この作品をシェア

pagetop