時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
土方は書類に埋もれてる。
筆は握ったまま。
瑠『土方って、忙しいんだな。』
沖「うーん…。そうですね。芹沢さんとか、よく問題を起こすんで、処理が大変なんでしょうね。」
瑠偉はなるほど、と頷いた。
土方の仕事を手伝ってやらんこともないが
この時代の字って、達筆すぎるんだよな。
正直、ミミズが這ってるようにしか見えない。
瑠『沖田さんは土方の仕事を手伝ったりしないんですか?』
沖「私が手伝おうとしても、土方さんが拒否するんですよ。
発句集を見られるから。」
瑠『なるほど。』
そりゃ拒否るわ。