時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
瑠偉はムッとした顔をして、頭をさすりながら言った。
瑠『おそらく、……歴史が変わってきてるんだと思う。』
自分のしっている歴史とは明らかに違う出来事。
歴史が変わってきているのはー…
土「なぜだ?」
瑠『多分、私が過去……この時代に来たからだ。』
この時代にとっては異分子である自分の存在が、知らぬ間に歴史を変えていると瑠偉は考える。
今回の出来事では少しの違いしかなかった。
しかし、些細な違いが重なって、未来が大きく変わってしまったら………。
瑠『………ヤバいな。』
沖「何がヤバいんですか?」
瑠『いや、なんでも………。つーか、いい加減離れてくださいよ。』
もし、そうなるなら
ーーー…私はこの時代にいていいのだろうか……?