時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】




総司は「冗談ですよ。」と言って、去っていった。


一人中庭に残った俺は夜風に当たりながら、月を見ていた。




はっきり言って
林は気に入らねえ。


いきなり現れて、誰彼かまわず毒舌だし

仕事の邪魔はするし
一回斬ってやりてぇ。


つーか、何回でも斬ってやりてぇ。




だから



「俺が斬る前に消えるなよ、林―…。」



俺は、林のいるところに足を進めた。







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