時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
「おい!!聞いてんのか!?骨が折れたんだがな!
お前がぶつかったせいで!」
普通の女なら、怯えて謝るのだろうが
『貧弱だな。ぶつかっただけで骨が折れたんだ?
それに私がぶつかった?
貴様がぶつかって来たのだろうが。
何でも人のせいにすんじゃねえ。愚弄が。』
こんな状況であっても瑠偉は毒を吐く
「坊主!馬鹿にするんじゃねえぞ!」
男はキレて、刀で瑠偉に切りかかる
だが……
『はっ!!やはり愚弄だな。……遅い。』
ふりかかる刃を交わし
―――ドスッ!
持っていた竹刀で男の鳩尾を叩き、気絶させた。