時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
何故だか
無性に哀しくなる
林の涙を見ると
俺はどうしたら良いのか分からなくなる
しかし
不謹慎ながらも
鼓動が大きくなったのも事実
出来るなら―――
出来るなら、俺が愛してやりたいと思った
それが何故だか分からなかったが……。
でも俺は"鬼"
"鬼"は感情など持ってはならない
"鬼"は嫌われ、孤独
だが、近藤さんを………壬生浪士組を守れるならば
俺は孤独
それでも良い