時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
「とにかく来てください♪」
そう言って瑠偉の腕を引っ張る男
『いや、遠慮しま……。』
「来ないと首を跳ね飛ばしちゃいますよ〜★」
………笑顔でスゴいこと言うな。
そういえば
『あのー、あなたの名は何ですか?』
「私?私は沖田 総司です!!」
沖田………
沖田 総司………
『新撰組……、じゃなくて壬生浪士組一番隊隊長か……。』
私がそう呟くと
「……何故、知っているんですか?」
『…………さあ?』
チッ!
ミスったな。私としたことが……。
「やはり怪しいですね〜……。連れてきて正解でした!」
沖田がそう言う
目の前には門が……。
『………ここが壬生浪士組屯所…か。』
殺される……かもな。
それでも良い
どうせ私はいらない子
拒絶されるだけなのだから