時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】






「とにかく来てください♪」




そう言って瑠偉の腕を引っ張る男






『いや、遠慮しま……。』

「来ないと首を跳ね飛ばしちゃいますよ〜★」




………笑顔でスゴいこと言うな。







そういえば




『あのー、あなたの名は何ですか?』






「私?私は沖田 総司です!!」









沖田………




沖田 総司………







『新撰組……、じゃなくて壬生浪士組一番隊隊長か……。』




私がそう呟くと






「……何故、知っているんですか?」




『…………さあ?』





チッ!



ミスったな。私としたことが……。







「やはり怪しいですね〜……。連れてきて正解でした!」




沖田がそう言う





目の前には門が……。











『………ここが壬生浪士組屯所…か。』






殺される……かもな。




それでも良い









どうせ私はいらない子






拒絶されるだけなのだから



















< 8 / 258 >

この作品をシェア

pagetop