甘い俺様彼氏に溺愛された天然彼女
王子様からの告白!?
[sideくるみ]
−帰り道−
『ちょっとぃぃかな?』
私の通う学校[七穂学園]
この学園の王子様[三浦 龍君]が私に話しかけてきた。
「うん。ぃぃょ。何?」驚きながらも返事をする。
『小村さんのことずっと好きだったんだ。
よかったら俺と付き合ってくれない?』
突然の告白に驚く。
今日はよく驚く日だ。
「あの…でも私かゎぃくないし学園の王子様と付き合ったら、まわりの女の子達が怖いし…
それに…私三浦君のコトよく知らないし…」
と思いつく限りの言い訳をする。
王子は『今からゆっくり知っていったらぃぃじゃん!!それに小村さん…くるみはかわいいよ!!』
王子にくるみって呼ばれて、それにかゎぃぃなんて言われたらどんな女の子だって顔が真っ赤になると思う。
私もその1人だ。
それにしても王子ってお世辞がうまいんだなぁー…なんて1人ぼぉっと考えていた。
『くるみ、聞いてる?』
王子から声をかけられ我にかえる。
「あっ!!ゴメンね」
『いいよ。ね、友達からっていうことでどうかな?』
そっか、友達からか…
ゆっくり知っていったらぃぃかな。そう思った私は
「うん。いいよ。」と返事をした。
そしたら王子は『やったぁ!!絶対振り向かせるから!!』なんておおげさに喜んでいた。