本当の愛を知った日


「アツ、お帰りー…
あら? もしかして彼女!?」


母親は興奮しながら言う。

敦史は靴を脱ぐ紗結を見つめながら答える。


「そうだよ」


その瞬間、

母親はパァッと笑顔になった。


紗結は靴を脱ぎ終えると、急いで敦史の横に並び挨拶をする。




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