ふわふわBOY


「やっぱり…聞こえてたぁ?」


声だけで照れてるってすぐ分かる。


「俺、陽菜のこと好きっ!でも、恋したことないから今はまだよく分かんないの…」


「友達の好きかもしれないってこと?」


気持ちは複雑だけど、優しく聞いてみる。


「うん。だから…気持ちがはっきりしたらちゃんと言うね?それまで、待ってて?」


ちゃんと智晴考えてくれてるんだ…なんか、複雑だけどうれしい♪


あたしは軽くうなずいた。





.
< 36 / 85 >

この作品をシェア

pagetop