ふわふわBOY



「もぉ!!亀のせいで下校時間ぎりぎりになっちゃったじゃん!!」


あれから二時間ほど説教されたあたし。
外は暗くなり、部活をしていた子も続々と帰っている。



ん〜まだ寒いなぁ〜
夏まだかな?ってもう少しで夏か!


そんな事を考えながら靴を履き、歩きだす。



あれ?あれれ?
校門の所にいるのって…

智晴っ?!



智晴に駆け寄り声をかける。


「どうしたの智晴?帰ったはずなんじゃ…」


そう言うとふにゃっと笑いまた抱きついてきた。



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