死んだ彼への手紙


…俺は久瑠美に愛されていたんだと思った。

俺は、久瑠美を縛りつけていたのだろうか。

てゆうか…

病院の先生の話し聞いてなかったのか?

もしかすると…記憶障害…?

俺が、病気だって言われてそんなにショックだったのか…

だよな…

俺も久瑠美が原因不明の病だって知ったら…

言われたことも…いや、久瑠美と出会ったことすら忘れてしまっているかも知れない。

俺は気付かされたよ…

お前がどんなに大切で

お前と居た日常がどんなに宝物みたいに輝いていたかがわかったよ。

ありがとう。

「久瑠美…好きだよ……いや、違う。」

好きじゃなくて…
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