最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
それから私はもう一つ
前夜祭に

みんなでフォークダンスをしたら
どうだろうかと提案した。


「踊りはテキトーでいいから
学年全体でただ思い思いに
盛り上がれるんじゃないですか?」


「踊りにしばりがなければ
そんなに難しいこともないな。
先生たちを囲んで踊るってのも
おもしろいかもしれない。」


生徒会も盛り上がってきた。


はぁくんには
私が今 生徒会なことを
秘密にしていた。


帰ってきて一緒に活動する


きっとビックリするだろうな


ほめてくれて
きっとご褒美にキスしてくれる



一人の時間も学祭の
構想を練るのに忙しくなった。
その構想を生徒会担当の先生に見せて
緊急に職員会議で話合ってもらった。

いろいろな意見はあったけど
大かたの先生たちは
賛成してくれて私たちは
それに向かって動き出す。


短期間で新しいことをするのは
めちゃめちゃ忙しい…
後悔するくらい大変になったけど

私は少しでも
はぁくんのいない辛い日々が
あっという間にすぎてくれて
反対に生き生きしてきた。


今まではぁくんがいないと
何にもできない未来だった…


でも一人になったら
それじゃいけない
って思うようになった。
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