最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「中野」


声をかけてきたのは
担任だった。


「おまえすごく変わったな。
職員室でも話題になってるぞ。」



「話題?」



「印象がガラッと変わったってさ。
どっちかと言えば人の上にたって
行動するような子じゃなくて
日々流されるままに生きてるタイプ
だと思ってたから
おまえのことずい分ちょしたりして
悪かったな。」




「ほんとです~!!
なんて…変わりたいって
思ったんです。
今思えば この間までの自分に
なんの魅力も感じないから
今 頑張ってよかったって……」



「何がきっかけかわからないけど
これからも頑張ってくれよ。」



「はい。」



先生にも褒めてもらった。
今までははぁくんだけが私を
知ってくれれば他には何もいらなくて


学校生活も
勉強も
友達も


はぁくんがいれば
何も必要なかった……


  はぁくん依存病だね


はぁくんがかえってくるまで
張り切って頑張ろう


帰ってきたら驚いて
褒めてくれるだろうな


「未来~~」
クラスメートの声



「は~~い」



クラスメートの輪に戻って行く・・・
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