最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
学校から帰ってくると
はぁくんの家の前に
瑠琉がしゃがんでいた。


「あ・・・・」



慌てて見ない振りをしたけど
完全に目が合っていた。



「未来さん
ちょっといい?」

瑠琉がこっちへ歩き出した。


「今ちょっと急いでるの」


私は咄嗟に嘘をついた。


「すぐ終わるから……」


足をひきづってはいなかった。



「足…治ったの?」



「え?ああ…そうなの…」


近くで見ると
よりいっそうキレイで
迫力があった。


姿勢がよくて
ガニマタで立っているのが
まるで
バレーリーナーのようだった。
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