最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
たいしたことないなって
思われたらどうしよう…


そう思いながら私は
きていたものを
全部脱ぎすてて
床にしゃがみこんだ。


夏だけど体には
緊張感で鳥肌が立っていた。



「未来 メシ・・・・」

そう言って
部屋に入ってきた翔くんが


「うわ…!!」と
後ずさりした。


さすがに恥ずかしくて
立ち上がれない……


「未来……」


私の名前を読んで
翔くんが近づいてくる。



「寒い……」



私がそう言うと
翔くんはしゃがんで
私をそっと抱きしめた。



「ごめん……
俺のわがままで……」



「ちがうよ。
未来も翔くんに見てもらいたかった。」



翔くんの唇が耳たぶを
甘く噛んだ。


心臓の音が
めちゃめちゃ大きくなった。


「未来…卒業したら
俺の嫁さんになれ…
いや…なってください。
世界一幸せにします。」


翔くんは静かに私を立たせた。


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